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映像のビットレートとSD(記録媒体)の速度

先々週投稿した『失敗しないSDカードの選び方』の補足。
ここで伝えたい事は、映像のビットレートの単位と、SDカードの速度単位が違うという事。
覚えなくてはいけないというわけではないが、覚えておいて損はない。

映像のビットレート

映像のビットレートとは、1秒間あたりの映像のデータ量を表す単位のことでbpsと表記される。
これは「bit par second」の略で、意味としては「ビット/毎秒」になる。
最近の一眼レフカメラの多くは「Mbps(メガビット/毎秒)」と表記されているものがほとんどである。
例えば、Lumix GH4 の All-Intra圧縮方式の場合毎秒「200Mbpsで映像が記録される。
これを「kbps(キロビット/毎秒)」に直すと「200000kbpsbpsに直すと「200000000bpsとなる。
「Mbps→kbps」、「kbpsbps」の際に0が3つ増えると覚えておこう。

SDカードの速度

映像のビットレートbpsで表記されているの対し、SDカードの場合は「MB/s」で表記されていることが多い。
これは「megabytes per second」の略で、意味としては「メガバイト/毎秒」になる。
1秒間に何百万バイトのデータを送れるかを表す単位。
SDカード スピードクラス Class10 の場合最低保障速度が「10MB/s」
「10MB/s」「kB/s」に直すと「10000kB/s」「B/s」に直すと「10000000B/s」となる。
MB(メガバイト)→kB(キロバイト)→B(バイト)、矢印の方向へ1つ桁が変わるごとに0が3つ増える。

MbpsとMB/s

8bit(ビット)=1B(バイト)なので、「1MB/s」「8Mbpsに相当する。
SDカード スピードクラス Class10最低「10MB/s」ビットレート(Mbps)に直すと「80Mbpsとなる。
このことから、Class10のSDカードであれば、80Mbpsまでの映像は全て収録することができる。
UHS Speed Class10 のSDカードの場合、最低30MB/sなので240Mbpsまで対応できる。
例)GH4 All-Intra圧縮方式「200Mbpsの場合は、200÷8=25で「25MB/s」
5DMarkIII All-I「91Mbpsの場合は、91÷8=11.375で「約11.5MB/s」
GH4の場合はClass10の最低10MB/sでは足りないので、最低30MB/sUHS Speed Class3のSDカードを選ぶ方が撮影時に安心できる。
5DMarkIIIの場合、約11.5MB/sだが、5DMarkIIIはUHS規格に対応していない。
なのでClass10のSDカード中でも速度の出るSDを選ぶ必要がある。
そこは取扱説明書とSDの最高書込み速度を参考にしよう。

最後に

この記事で重要なことは8ビット=1バイトというだけことだ。
bit(ビット)とbyt(バイト)を勘違いしないようにしよう。
また、映像のビットレートを公表していないカメラもあるが、多くは取扱説明書やメーカー公式HPに記載されているので、そちらを参考にSDカードの速度を計算してほしい。

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