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[Inter BEE 2016] 気になる機材レポート ~ドローン・カメラ編~

inter-bee2016

先日の11月16日 (水) 国際放送機器展 “Inter BEE“(インタービー)が開幕した。
このイベントは11月18日 (金)まで連日開催される。
“Inter BEE“とは International Broadcast Equipment Exhibition の略で、業務向け映像および音響機器に関する国内最大のイベントだ。
様々な最新機材や技術、情報が国内外より集められ展示されている。

入場は事前にInter BEEの公式HPで登録を行うことで無料で入場することができる。※会場でも登録できる。
登録の際に記入した内容と個人を判別するためのQRコードとバーコードが記載されたPDFが発行される。
PDFを印刷することは会場でもできるが少々時間がかかるので、事前に印刷しておいたほうが無難だ。

さて、その中で今回気になった機材について紹介しようと思う。

DJI

今回DJIは2つの新しいドローンを発表した。
Inspire2Phantom 4 Proだ。
どちらも現行機種の後継機で、ユーザー目線の大幅な進化を遂げている。

DJI Inspire 2

inspire2

DJI Inspire2 DJI Inspire 1 Proの後継機にあたる。

前作から大幅に機能向上されているがその中でも注目したい部分は、2個バッテリーを搭載でき、そのバッテリーが並列仕様になったデュアル・バッテリー・システムの採用だ。
これにより片側のバッテリーに異常が起こっても、もう片側のバッテリーで飛行を続けることができ、安全機能が向上した。

また、カメラの性能も向上している。
1インチセンサーのZenmuse X4S、4/3マイクロフォーサーズセンサーZenmuse X5Sが発表され、5.2K(30fps),4K(60fps)での撮影が可能になった。
Zenmuse X5Sは、2,080万画素でレンズも交換して仕様することができる。

映画での活躍が期待されるInspire2 で制作された公式の映像がこちら。
非常にクオリティーの高い映像になっている。

DJI Phantom 4 Pro

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DJI Phantom 4 Pro DJI Phantom 4の上位機種になる。
こちらも前作からの機能を向上させたモデルとなっている。

注目はカメラ性能が大幅に向上した点だろう。
2,000万画素の1インチセンサーを搭載し、4K60pを収録できるようになった。※ビットレートは100Mbps
センサーが大きくなったことによって、ノイズ軽減につながり、暗いところでの撮影もしやすくなった。

操作安全性については、 前作のPhantom 4では障害物回避センサーは前方のみだったが、Phantom 4 Proでは後方にも設置された。
これによって障害物に当たることはより少なくなる。

DJI Phantom 4 Proは、ユーザーの望むニーズをしっかりと組み込み進化したモデルといえるだろう。

CANON

CANONブースでは、まだ触ったことのなかったEOS 5DMarkIVを触ってきた。

CANON EOS 5DMarkIV

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CANON EOS 5DMarkIV EOS 5DmarkIIIの後継機にあたる。

注目は4K30p/24p収録が可能になった点と、動画時のAFが非常に優秀な点だ。
非常に残念なことに4K収録時はレンズの焦点距離が約1.7倍になるセンサー制限されクロップされてしまう。
サイズに換算するとAPS-Cとマイクロフォーサーズの中間ぐらいだろうか、フルサイズのメリットは無くとりあえずつけた4Kのように感じられる。

しかし、AFはタッチパネルで簡単に操作することができ、顔認証追尾もしてくれるので動画撮影時の活躍は大いに期待できる仕様だ。
5dmark4-af
だが、動画撮影目的だけでEOS 5DMarkIVを選ぶことはできないと言わざる終えない。
動画収録の機能面だけ見ればEOS 1DXMarkIIがほぼ全てで上回っておりこちらは4K収録時にクロップされない仕様だ。
記録形式もMotionJPGでより高画質な映像を期待できる。
動画目的でCANONのカメラを選ぶならこちらの方が適正といえるだろう。

※カメラのしたに安定されるケージが付いていた。

SONY

SONYブースでは、業務用のシネマカメラPXW-FS7の後継機PXW-FS7MarkIIが展示されていた。
α6500を触ってみたかったが残念ながらコンシューマー機のため展示はされていなかった。

PXW-FS7MarkII

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PXW-FS7MarkIIPXW-FS7の後継機になる。

注目は、PXW-FS5で好評だった可変NDフィルターの搭載だろう。
自動で明るさ調節をしてくれる可変NDフィルターは非常に使いやすくユーザーにありがたい機能といえる。
その他、レンズマウント部分の強化操作性の向上Assignボタンの追加など、スペックの向上というよりも使いやすさの面が強化されたという感じだ。
印象としてはマイナーチェンジといった感じだろうか。
FS7MarkIIの発売で前作のFS7の値段を落ちること密かに期待している。

JVC

JVCブースでは、最も進化し続けるカメラGY- LS300CHが展示されていた。
4K60P出力に今後対応するとアナウンスされたこともあり、非常に話題を集め賑わいを見せていた。

GY- LS300CH

ls300

GY- LS300CHは2015年3月に発売されたカメラだ。
このカメラは別名進化し続けるカメラと言われている。

ファームウェアのアップデートによりLOG収録に対応した時も話題になったが、今回4Kの60p出力に対応するという。
4K60pの収録には対応した外部レコーダーが必要になる。
現状だとATOMS社のSHOGUN INFERNOが最有力候補になるだろう。

ファームウェアの配信は未定とのこと。
今後もこの進化し続けるカメラGY- LS300CHから目を離せない!

まとめ

今回のInter BEEでは新作の発表もあり、DJIが最も賑わいを見せていた。
ここで紹介したカメラは非常に少なく、展示会には他にも様々なカメラが展示され実際に触ることができる。
最新のカメラや機材を触ることができる貴重なイベントなので、是非カメラの導入を考えている方は足を運んでみてはいかがだろうか。

続きの撮影機材編はこちら

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